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東大阪のダイカスト工場の日々。          by 共栄ダイカスト㈱

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他の鋳造法との比較。

§他の鋳造法との比較
ダイカスト鋳造法は、量産性や製品肌の美しさにおいて
優れている反面、材料を高速で金型に圧乳することで、
空気の巻き込みや金型の隅部分への充填不足による
不良の発生率が高いです。
また、砂型に比べ、熱伝導率が高いため、材料の
凝固速度が高く、湯境が発生しやすいので、大型品や
肉厚品、高い強度を必要とする部品などへの適用が
難しいです。
2000年代に入り、より高い品質を目指し、技術向上が
顕著で、いわゆる特殊ダイカスト法が開発されています。
真空ダイカスト法、局部加圧法、酸素置換法などがあります。

工法    ダイカストと比べての特徴
砂型    鋳物大物が作れる
       ダイカストに出来ぬ鉄や銅が使える
       少量の生産に経済的
金型鋳物 金型費が安い
       使用される合金種が多い
       熱処理、溶接が容易
鍛造鋳物 肉厚部品が出来る
       密度が高く機械的性質に優れる
       内部品質が安定

部品製造においては、ダイカストは、経済的にも機能的にも
優れている点が多いです。ただし、他の製造方法も、
それぞれ固有の長所を持っています。部品精度、コスト、
強度、大きさ、外観など、各項目を検討して決定することが
必要です。
工程の短縮とリサイクルの要請から、自動車業界を中心に、
ダイカストへの依存が高まっている傾向にあります。
by kyoeidc | 2007-02-01 08:36 | ダイカストとは?